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| 歯槽骨の欠損部への補填 基本的に歯は、歯肉の下にある歯槽骨によって支えられています。その歯槽骨は、抜歯や歯槽膿漏のような歯周炎などによって容易に吸収され失われてしまいます。このような場合C PCの特性を利用して、骨の欠損部を補填する治療方法があります。 |
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■Fig.1 歯の喪失が長期にわたったので、歯槽骨が極端に退縮し、残 存歯も大きく動揺しているために義歯も入れられない状況で した。 |
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■Fig.2 歯肉を剥離すると内部の骨は吸収しており空洞化が認められ ます。 |
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■Fig.3 内部を清潔にし、CPCを充填します。 |
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■Fig.4 4ヶ月後、歯肉の状態も健全であり、痛みや炎症性の反応も ありません。 |
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■Fig.5 歯肉を剥離したところ、内部には新生骨の形成が見られ、イ ンプラントを埋入するに充分な骨質および骨良が得られました。 |
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| 上の写真に示すように、この症例では交通事故により前歯を失い、長期間放置していたため歯槽骨も極端に退縮し、義歯も入れられない状況でした(Fig.1)。そこでまず欠損部の歯肉を剥離し(Fig.2)、そこへCPCのペレットを入れました(Fig.3)。処置後の痛みや腫れはほとんどありません。4ヶ月後には歯槽部は正常に戻り(Fig.4)CPCは骨に置き換わりました(Fig.5)。 | |||
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■Fig.6 歯の喪失部に対してインプラント処置を行ないました。 |
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■Fig.7 インプラント部以外の歯に対してクラウンによる補綴処置を 施します。 |
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■Fig.8 インプラント部に対して残存歯とのバランスを見てクラウン による補綴処置を行ないます。 |
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■Fig.9 約10年経過しましたが、機能および審美性において全く問 題はありません。 |
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| 文献にも示されていることですが、CPCは生体内において短時間のうちに硬化し、HApに転化するという特性があるために、欠損部に入れたCPCはそれ自体が骨と結合し、周りの組織とも充分に親和します。その後CPCは徐々に新生骨に置き換わっていきます。2ヶ月後には欠損部は完全に骨膜と厚い皮質骨によって覆われ、周囲骨からのCPC内部への新生骨の形成もみられるようになります。さらに6ヶ月後にはCPC自体がほとんど骨によって置き換えられます。
以上のような治癒機転により、現在では骨の再生が可能になってきました。 またこの症例では、その後骨の再生部にインプラント(人工歯根)を埋入し(Fig.6)最終的にFig.7,8に示すように義歯ではない補綴処置により機能と審美性が回復しました。現在10年近く経過していますが、予後は非常に良好です(Fig.9)。 |
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| 歯の再生 |
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